最近すっかり暖かくなり身も心も軽くなってきましたね。最近では開花が遅れている言われていた桜もすっかり散り、若葉が生い茂ってきました。私は先週、桜咲く吉野山へ行ってきました。老若男女多国籍の観光客が下千本から奥千本までの急な坂を、ハアハアいいながら上り下りしている姿を見て桜のパワーって凄いなあ!と感動さえ覚えました。
でも、山ではなく街中に咲く桜には別の印象も。毎年この時期私を悩ますのが散った大量の桜の花びらです。風に花びらが舞い散る光景は何とも趣があるのですが、コンクリートやアスファルトの通路、側溝、ベランダに落ちた花びらは放っておくと数日で茶色に変色、さらに放っておくとへばりついて掃除が大変です。ここ何年かは満開の桜をみると後の掃除のことが直ぐに頭をよぎり、綺麗だと思う気持ちに勝ってきています。ここまでくると重傷です。
さらに次はコンクリートの隙間などから、あっという間に伸びてくる雑草。抜いても抜いてもあざ笑うかのように生えてくる天晴れな草たち。ここまでくるとその逞しさに愛おしい気持ちさえ芽生えてきます。加えてカラスの繁殖期であるこの時期は奴らのゴミあさりも満開。あさったゴミは10M四方に散乱!!角を曲がったらあるゴミステーションを見るときのハラハラ感。あ~今日もやられたか~。渋々散乱した生ゴミをトングで拾う。「それがお前の仕事じゃ!」と怒られそうですが、掃除しながら考えてみると桜も雑草もカラスも皆、ただその日その日生きてるだけ。普通に生きてるだけなのに立場によって、見る人によって嫌われたり好かれたり。自分もまた普通に生きてるだけなのに無意識にせよ誰かに迷惑をかけているかも知れないな~と反省しつつ、今日もまたカラス除けの仕掛けをセットしています。
マドカ201は本日ハウスクリーニングでGWに新しい入居者をお迎えいたします。ブランクなく入居者が決まりましたことをとても感謝いたします。